✖=if(paramA=paramB,…,…)
		
			 
		
			 
		
			パラメータタイプが異なる場合は直接比較することはできません。そう、Revitは単位にうるさいのです。こういうときは「魔法の/1」を使って
		
			○=if(paramA / 1 = paramB, …,…)
		
			とすればOKです。
		
			【以上・以下の判断】
		
			大きい小さいを比較する演算子は>,<,=のみであり、>=や<=を用いることはできません。これは「未満ではない」という理屈でnotを使って条件式を作ります。notは真偽の値を反転します。
	 
	
		
			例3
		
			パラメータ名 パラメータタイプ
		
			paramA           長さ
		
			paramB           長さ
		
			 
		
			 
		
			 
		
			paramAがparamB以上である
		
			✖=if(paramA >= paramB, …, …)
		
			○=if(not(paramA < paramB), …, …)
		
			 
		
			【値の差が±1.0に納まっている】
		
			値が±○○以内にあることを判断するには絶対値absを使います。
		
			 
		
			例4
		
			パラメータ名 パラメータタイプ
		
			paramA           長さ
		
			paramB           長さ
		
			 
		
			 
		
			 
		
			paramA-paramBが±1未満である
		
			○=if(abs(paramA - paramB) < 1 , …, …)
		
			 
		
			paramA-paramBが±1以内(1より大きくない)である
		
			○=if(not(abs(paramA - paramB) > 1 ), …, …)
		
			【〇〇より大きく〇〇より小さい】
		
			値がある範囲に収まっているかどうかを判断するにはandを使って二つの式を結合します。
		
			andの構文  and(式1,式2)
		
			式1と式2がともに真ならば、真を返します。つまり両方成り立っている場合だけ真を返します。
		
			 
		
			例5
		
			パラメータ名 パラメータタイプ
		
			paramA           長さ
		
			 
		
			paramAが1より大きく10より小さい場合
		
			 
		
			 
		
			○=if(and(paramA>1, paramA<10) , …, …)
		
			 
		
			paramAが1以上10以下の場合
		
			 
		
			 
		
			○=if(and(not(paramA < 1), not(paramA > 10)),…, …)
		
			 
		
			paramAが1以上10未満の場合
		
			 
		
			 
		
			○=if(and(not(paramA < 1), paramA < 10),…, …)
		
			【条件式をはい/いいえのパラメータが受け取るとき】
		
			条件式を「はい/いいえ」のパラメータが受け取る場合はifは不要です。
		
			 
		
			例6
		
			パラメータ名 パラメータタイプ
		
			paramA           長さ
		
			paramB           はい/いいえ
		
			 
		
			paramAが10より小さいとき
		
			 
		
			paramB = paramA<10
			
 
		
			 
		
			 
		
			【範囲外】
		
			ある範囲に値がないことを判断するにはORを使います。
		
			orの構文  or(式1, 式2)
		
			式1または式2のどちらかが真であれば真を返します。つまりどちらかが成り立っていればよい、ということです。
		
			例7
		
			パラメータ名 パラメータタイプ
		
			paramA           長さ
		
			 
		
			paramAが0未満、または10より大きい
		
			○=if(or(paramA<0, paramA>10) , …, …)
		
			paramAが0以下、または10以上
		
			○=if(or(not(paramA>0), not(paramA<10)) , …, …)
		
			【二つ以上の式を判断する】
		
			andとorは引数として式を2しか受け取ることができませんが、使い方を工夫すれば3つ以上の条件を判断することができます。
		
			考え方のポイントは
		
			 
		
			- 
				☑真=1(0でない整数)
 
			- 
				□偽=0
 
			- 
				andは掛け算(式1×式2)----一つでも0があれば答えは0=偽
 
			- 
				orは足し算(式1+式2)-----一つでも1があれば答えは0ではない=真
 
		
		
			 
		
			とすればわかりやすいと思います。
		
			 
		
			すべての式が成り立っていることを判断するには
		
			and(and(式1,式2),式3)
		
			                         --------(式1×式2)×式3
		
			and(and(式1, 式2), and(式3, 式4))
		
			                         --------(式1×式2)×(式3×式4)
		
			一つでも偽=0があれば答えは0=偽です。
		
			 
		
			どれかが成り立っていることを判断するには
		
			or(or(式1,式2),式3)
		
			                         --------(式1+式2)+式3
		
			or(or(式1, 式2), or(式3, 式4))
		
			                         --------(式1+式2)+(式3+式4)
		
			一つでも真=1があれば答えは0ではない=真です。
			
				同上の内容は 下記のWebsite から参照です。
			
				https://www.revitpeeler.com/·